レディースブランド腕時計人気ランキング【2025年最新版】

今回は2024年の総まとめとして、腕時計専門店である当店ベティーロードにおける2024年1月～2024年12月の期間のWEB注文(受注本数)をベースに、レディースブランド腕時計の人気ランキングを作成しました！

女性に人気の腕時計はいったいどのアイテムでしょうか？ブランド腕時計の購入を検討されている方は必見！トレンドをおさえてぜひお買い物の参考になさってください。

ブランド別・レディース腕時計ランキング

まずは人気の高かった腕時計ブランドを1位から順にご紹介します！

1位 カルティエ(CARTIER) → (前年1位)

特に人気だったモデル

堂々の1位はやっぱりカルティエ！レディース腕時計では不動の人気を確立しています。特に2023年1月に廃盤となったタンク フランセーズ Ref.W51008Q3と、入れ替わりで誕生したタンク フランセーズ Ref.WSTA0065が圧倒的人気を見せつけた2024年。

次いでパンテール ドゥ カルティエもタンク フランセーズに勝る勢いで追従し、ステンレス、コンビモデルのどちらも人気を集めました。

さらに、カルティエの著名なヴィンテージウォッチであるマストタンクや、惜しまれつつ生産終了したサントス ドゥモワゼルの人気も未だ衰えることなく、現行モデルとともに人気を牽引しています。

数多くの人気コレクションを抱えるカルティエ。2025年もその動向から目が離せません。
 

■合わせて読みたい関連記事
【カルティエ】欲しいけど高い！憧れのカルティエ、安いモデルもある？お得に手に入れるには？

2位 ロレックス(ROLEX) → (前年2位)

特に人気だったモデル

2位は世界一の知名度を誇る時計ブランド、ロレックス。現行のレディースロレックスといえば28mm径のレディ デイトジャストですが、この数年は着け応えのあるボーイズサイズ(31mm径)のデイトジャストやオイスター パーペチュアルも女性からの注目を集めています。

実用性を追求し続けるロレックスの時計は、流行に左右されず良い物を長く使いたい方におすすめです。

■合わせて読みたい関連記事
ロレックス ダイヤモンド デイトジャストの種類とおすすめモデルをご紹介！

3位 シャネル(CHANEL) → (前年3位)

特に人気だったモデル

3位は世界のファッションシーンをリードするパリのトップメゾン、シャネル。カルティエやロレックスと同様、前年と同じ順位をキープしています。

特に人気だったのはジュエリーライクに使えるエレガントなプルミエール。また、芸能人もこぞって愛用するシャネルのアイコンウォッチ J12や、マニッシュな印象のボーイフレンドも人気を伸ばしました。

4位 オメガ(OMEGA) → (前年4位)

特に人気だったモデル

時計業界ではロレックスに次いで高い知名度を誇るオメガが昨年同様4位にランクイン。

長い歴史、優れた技術力、高い知名度…初めて月に行った時計など夢のあるエピソードにも事欠かないオメガは、万人が高い満足感を得られる優れたブランドです。

レディースオメガといえば、コンステレーションの人気が盤石。また、モダンとクラシックが共存するデ・ヴィルのプレステージも人気を伸ばすなど、オメガのエレガントなデザインにも注目が集まっています。
 

5位 エルメス(HERMES) ↑ (前年6位)

特に人気だったモデル

世界中のセレブリティーに愛される高級ブランド、エルメスが5位にランクイン。バッグや財布だけでなく、最近はその腕時計コレクションにも注目が集まっています。

ブランドイニシャルを大胆にデザインへとりこんだHウォッチや、生産終了後も根強く支持されているクリッパーが特に人気。カラー展開が豊富で、かつエルメスならではの極上の革が堪能できるレザーストラップモデルは、幅広い年代の女性から支持されています。

バーキンやケリーという超高級バッグをはじめ、品質に一切妥協しないことで知られるエルメスの製品はどのアイテムもかなりの高額。腕時計コレクションはエルメスの中では比較的入手しやすい価格帯のものが多く、ファーストエルメスとして選ぶ方も多いといえるでしょう。

6位 ブルガリ(BVLGARI) ↓ (前年5位)

特に人気だったモデル

イタリアを代表するハイジュエラー、ブルガリが6位にランクイン。個性的でグラマラスなデザインはセレブ御用達でもあり、自分の力で人生を謳歌するアクティブな女性にも支持されています。

定番ウォッチのブルガリ・ブルガリが、同名のジュエリーコレクションとともに今年も人気を集めました。また、ヘビが腕に巻きつくような唯一無二のデザインが光るセルペンティの人気も特筆すべき勢いがあります。

その他にもビー・ゼロワン、ルチェアなど多くの人気コレクションを抱えており、満遍なく高い人気を誇っています。

7位 ロンジン(LONGINES) ↑ (前年8位)

特に人気だったモデル

7位にランクインしたのはロンジン！1832年創業の伝統あるスイス時計ブランドで、高度な技術力から生みだされる高品質な時計はタイムレスな魅力を放っています。

比較的低価格で入手できるラインアップも多く、品質に対してコストパフォーマンスが高いのもロンジンの魅力。スイス高級時計のエントリーブランドとして女性からも支持が高まっています。

ラ グラン クラシックやエレガントなどのドレッシーなコレクションが特に人気。また、女性のために誕生した特別なコレクション、プリマルナにも注目です。

8位 チューダー(TUDOR) ↑ (前年ランク外)

特に人気だったモデル

8位に初登場したのはチューダー(チュードル)！1926年にロレックスのディフュージョンブランドとして誕生しました。創業の伝統あるスイス時計ブランドで、「オイスターケース」「パーペチュアル(自動巻き機構)」などロレックスの技術が注ぎ込まれており、質の良さは折り紙付き。

フラッグシップコレクションとして2012年に誕生したブラックベイは、文字盤カラーにブラウンやアンスラサイト(グレー)などシックでクラシカルなテイストもラインアップされており、男女問わず常に注目され続けている人気コレクションです。

同率9位 ショパール(CHOPARD) ↑ (前年10位)

特に人気だったモデル

トップ9にランクインしたのは、ショパール！現在では高級ジュエラーの印象が強いショパールですが、実は1860年にスイスで創業した純粋なウォッチメーカー。腕元に映えるジュエリーライクなデザインの裏側に、確かな技術力とモノづくりへのこだわりが秘められた実力派ブランドです。

特に人気を集めたのはハッピースポーツ。アイコニックなムービングモチーフが文字盤上で滑るように躍る、他にはない独特の意匠は、こだわり派の心を掴んで離しません。

同率9位 タグ・ホイヤー(TAG HEUER) ↓ (前年7位)

特に人気だったモデル

男性に大人気のタグ・ホイヤーがレディース部門でも同率9位にランクイン。スイスの高級腕時計に求められる品質や実用性をクリアしたうえで10万円台から購入できるという買い求めやすさから、高級時計の入門モデルとしても人気があります。

特に人気が高かったのはスポーティーなアクアレーサーと端正なデザインが美しいカレラ。ペアウォッチや、男性からのプレゼントとしても選ばれることの多いブランドの1つです。

モデル別・レディース腕時計ランキング

続いて型番別のランキングを見てみましょう。女性に人気なのはいったいどのモデルなのでしょうか？

1位 カルティエ タンク フランセーズ Ref.W51008Q3 → (前年1位)

もはや言わずもがなの不動の第1位は、カルティエ タンク フランセーズのステンレススチールモデル×白文字盤。

数ある人気商品の中でこのタンク フランセーズは人気、知名度ともに群を抜き、廃盤にとなった現在でも中古市場で高い人気を維持しています。ブルースチール針の映える無駄のないデザインは、ビジネスにもプライベートにも活躍してくれる定番中の定番ウォッチです。

長らく1位の座をキープしてきましたが新品での購入が難しいため、今後の順位に大きく変化がみられるかもしれません。

2位 カルティエ パンテール ドゥ カルティエ SM Ref.WSPN0006 → (前年2位)

2位はカルティエのパンテール ドゥ カルティエ SMサイズ。昨年に引き続きタンク フランセーズとの首位争いとなりましたが、次回こそは逆転となるでしょうか。

一度は生産終了したものの惜しむ声が多く、2017年に復活を遂げたパンテール。こちらは復活後の新型モデルで、全体が鏡面仕上げになり、ステンレスモデルながらジュエリーのような煌めきや艶感を楽しめるモデルに仕上がっています。

復活以来うなぎ上りに人気が高まり、ついに不動の人気モデル、タンク フランセーズの背中を捉えるところまできたパンテール。カルティエのなかでも要注目モデルといえるでしょう。

3位 シャネル プルミエール リボン Ref.H6125 ↑ (前年4位)

3位にランクインしたのは、シャネルのプルミエール リボン。シャネル N°5のボトルストッパーから着想を得た八角形のケースは、誕生当初から現在まで受け継がれ多くの人々に愛されてきました。ブランドロゴに2針のシンプルな文字盤とブラックのベルベットタッチのラバーストラップが、流行に左右されないエレガントな雰囲気を感じさせます。

4位 カルティエ パンテール ドゥ カルティエ ミニ Ref.WSPN0019 ↑ (前年7位)

4位にランクインしたのはカルティエ パンテール ドゥ カルティエ ミニ。2位のパンテール ドゥ カルティエ Ref.WSPN0006よりも5mmほど小さい控えめなサイズが女性らしく、エレガンスを感じさせるシンプルなデザインです。

パンテール ドゥ カルティエのミニサイズはSMサイズより流通数が少ないため、ご注文数をベースにした今回のランキングでは4位という結果。とはいえ、お客さまからのお問い合わせの多さを考慮すると潜在的な順位はもっと高いという印象を受けるモデルです。

5位 カルティエ タンク フランセーズ SM Ref.WSTA0065 ↓ (前年3位)

5位にランクインしたのは、2023年にフルモデルチェンジが発表されたカルティエのロングセラー、タンク フランセーズSMサイズ。登場から1年以上が経過した今もなお5位にランクインし、新たな定番として人気を確立しています。

スタイリッシュで都会的な印象のシルバーインデックスや、ブレスレットとケースを繋ぐラグが一体化されることで、よりすっきりとしたシルエットに仕上がりました。

同率6位 カルティエ パンテール ドゥ カルティエ SM Ref.W2PN0006 ↑ (前年9位)

6位にランクインしたのは、カルティエ パンテール ドゥ カルティエ SM。丸みを帯びたブレスレットはポリッシュ仕上げとなり、光を反射しキラキラと輝きます。

こちらは華やかさが増す18Kイエローゴールドとステンレススチールのコンビモデル。ジュエリーとの相性の良さも人気を集めた理由です。ぜひワードローブに加えてはいかがでしょうか。

同率6位 ロレックス オイスター パーペチュアル Ref.277200 ↑ (前年同率9位)

同率6位にランクインしたのはロレックス オイスター パーペチュアル、Ref.277200。ロレックスの人気コレクションですが、今までになかったポップなカラーリングの文字盤が特徴となっています。なかでも爽やかなターコイズブルーは昨年に引き続き人気を集め、2024年もトップ10入りを果たしました。

8位 シャネル プルミエール Ref.H6951↑ (前年10位圏外)

7位にランクインしたのはシャネルのプルミエールです。1987年の発売以来、大人気のベストセラーウォッチのプルミエール現行モデル。

ステンレス素材に18Kイエローゴールドをコーティングしたダブルチェーンに、レザーを編み込んだオリジナルエディションです。ケースサイズはそのままに、調整不可の手首サイズによってS・M・Lの3サイズ展開。

数年前までシャネルといえばJ12がランキングの常連でしたが、近年はプルミエールが人気の高まりを見せています。
 

同率9位 ロレックス レディ デイトジャスト 28 Ref.279173G ↑ (前年10位圏外)

8位にランクインしたのはロレックスのレディ デイトジャスト 28 Ref.279173Gです。特に9Pのスターダイヤインデックスと9時位置に大きく配置されたローマ数字にもダイヤをあしらった、煌びやかで可愛らしいこちらのデザインが人気を集めました。

文字盤カラーはシルバー、シャンパンカラーが定番人気。ゴールドジュエリーとの相性も良く、腕元に華やぎを添えてくれます。

同率9位 ロレックス レディ デイトジャスト 28 Ref.279171G ↑ (前年10位圏外)

9位にランクインしたのは8位の素材違い、ロレックス レディ デイトジャスト 28 Ref.279171G。こちらはステンレスとエバーローズゴールドのコンビモデルです。

エバーローズゴールドはロレックスが独自に研究を重ねて開発した上品な発色のピンクゴールドで、肌馴染みがよく華やかさもあり女性に人気の高い素材です。

2025年に注目したいレディース腕時計は？

ここまで2024年の人気ランキングをお送りしました。

ここからは2025年に注目したいレディース腕時計をご紹介したいと思います。

カルティエのミニサイズモデル

2024年の秋、カルティエのアイコンウォッチともいえる、タンク ルイ カルティエのミニモデルの発売が発表されました。同時にトーチュのミニモデルも限定発売が発表されています。

タンクシリーズの原点とされるタンク ルイ カルティエや、トノー形ウォッチの名品、トーチュのミニサイズが出たことで、カルティエ好きの界隈では現在ミニモデルに注目が集まっています。

2023年に発売されたベニュワールのミニサイズも記憶に新しく、ジュエリーウォッチの真髄を体現するベニュワールのミニサイズということもあり、よりジュエリー感覚で着けられるアイテムとして多くのカルティエファンの心を魅了しました。

このようなミニモデルは、海外のセレブリティーもトレンドとして取り入れていることで、女性のみならず男性からも注目を集めています。

時計のケースの直径が2mm変わることで、手首に対して時計が占める面積の割合は約10％変わるといわれています。わずか数ミリの変化でも、その印象や装着した時の感覚は大きく異なります。

2025年は、男女問わずミニモデルの本格的ブームが到来するかもしれません。

ロレックスの旧型番レディ デイトジャスト

世界中で品薄が叫ばれるロレックス。以前は二次流通価格が定価を大幅に超えるような人気の過熱はもっぱらメンズスポーツモデルのものという印象でしたが、ここ数年をかけてレディースサイズのデイトジャストやオイスター パーペチュアルにも波及。並行輸入新品を扱うベティーロードのレディースロレックスも、仕入価格の高騰からほぼ全て定価超えの価格設定となっております。

そんな状況を受けてか、当店では中古で流通しているレディ デイトジャストやオイスター パーペチュアル旧型番への注文が如実に増加。

基本的なデザインを踏襲しており、その意味でぱっと見の型落ち感を感じさせないこともあって、1世代前(Ref.179～)だけでなく、2～3世代前(Ref.79～、Ref.69～)の型番も満遍なく人気がある状況です。

狙い目は、ラグジュアリーなゴールド無垢製のデイトジャスト。高級感もさることながら、金価格が歴史的な高騰を続けるなか、プレミアム価格の現行型番に比べると特に値頃感が大きい点も大変魅力的です。

中古のロレックスは入荷してからご注文が入るまでの回転が非常に速いため、オンラインストアの新入荷をまめにチェックするのがおすすめです。

男女兼用サイズの時計

この数年、レディースウォッチにおいてもサイズの大型化がトレンド傾向にあり、ボーイズサイズや男女兼用サイズの時計を探されている女性のお客さまが増えています。各ブランドからも大きめのケース径を持つレディースウォッチが出揃い、2024年は当店ベティーロードでも非常に充実したラインアップが店頭を賑わせました。

女性に注目してほしい大きめウォッチの筆頭が、パネライのルミノール ドゥエ。パネライといえば分厚い時計ケースと唯一無二のデザインで世界中に熱狂的なファンを持つブランド。その旗艦モデルであるルミノールを小型化・薄型化したのがルミノール ドゥエです。女性でもおしゃれに着けられるパネライとして認知が進み、人気が高まっています。

IWCのポートフィノ ミッドサイズにも要注目です。質実剛健なモノづくりで知られ、生粋のウォッチメーカーとして高い技術力を誇るIWCは、男性から高い人気を誇る腕時計ブランド。エレガントな機能美と本格派らしいスペックを誇るポートフィノ ミッドサイズは、知的な女性のエグゼクティブに選ばれている印象です。

ほかにも、ウブロのクラシック・フュージョンやチューダーのブラックベイ、シャネルのボーイフレンドなど、女性におすすめしたい大きめウォッチが大豊作！存在感のある大きめウォッチはコーディネートの主役にもなり、いつもと違う自分を演出することができるアイテムです。

2024年に注目を集めた腕時計アーカイブ

ここまで2025年に注目したいレディース腕時計をご紹介してきました。

ここからは過去に注目を集めたレディース腕時計をご紹介したいと思います。

カルティエのプルミエール 初期モデル Ref.H0001

世界のモードを牽引するシャネルが腕時計界へと参入したのは1987年のこと。その初めてのウォッチコレクションとして発表されたのがプルミエールです。

特にプルミエールの初期モデルであるRef.H0001はロングセラーモデルとして多くの女性から愛され、とうに生産を終了した現在でも中古市場で人気の高い時計の1つとして知られています。

さて2024年は、このRef.H0001が突如熱い注目を集めることになりました。

そのきっかけとなったのは、2022年10月にシャネルからプルミエール オリジナル エディション Ref.H6951が発売されたこと。

このRef.H6951はプルミエール初期モデルRef.0001の復刻モデルで、今年のランキングでも7位にランクインしていています。

ブラックレザーを編み込んだダブルのチェーンブレスレットが忠実に再現され、ステンレス素材に0.1ミクロンのゴールドコーティングを施すことで、オリジナルモデルの雰囲気をそのまま踏襲するかのようなヴィンテージテイストに仕上げられています。

そうなると初期モデルへもスポットライトが当たるのは必然。

見た目の印象がほとんど変わらないうえに、復刻モデルが定価1,045,000円であるのに対し、初期モデルRef.H0001の中古流通価格はなんと20万円台前半(2024年12月現在)というコスト感も手伝って、2022年の秋以降Ref.H0001への注文や問い合わせが如実に増加しています。

2024年は、シャネルのウォッチメイキングの原点であるプルミエールが注目を集めました。

カルティエのタンク フランセーズ

まだ記憶に新しい2023年1月、不動の人気を誇っていたタンク フランセーズの白文字盤Ref.W51008Q3の生産終了が発表され、レディース腕時計界隈に激震が走りました。

ユニセックス路線を拡大しているカルティエ。新型タンク フランセーズもその例外ではなく、よりモダンで高級感のあるダイヤルデザインへとアップデートされました。

最もプレーンなステンレスモデルから適用されたこちらの新ダイヤルは、ダイヤモンドベゼルやゴールド無垢製といったラグジュアリーモデルへと、順次拡大されています。

そして生産終了に伴い旧型となったタンク フランセーズ Ref.W51008Q3には、新型以上の人気が集中することに。

長い間レディース腕時計の女王の座に君臨してきたモデルだけに、中古市場での流通量は比較的豊富ではありますが、流通価格がじわじわと上がってきております。

洗練されたダイヤルでより高級感を増した新型タンク フランセーズ。生産終了してもなお大きな存在感を示す旧型タンク フランセーズ。2024年も新旧どちらも10位以内にランクインするなど大きな注目を集めました。

鮮やかなカラーダイヤル

2023年、オイスター パーペチュアルのカラーダイヤルを集大成したようなセレブレーションモチーフダイヤルがロレックスから発表され、大きな話題になりました。

この数年のトレンドとなっているカラーダイヤルも、2024年は色鮮やかなカラーが各ブランドから発表され、特に印象に残りました。

女性向けのカラーダイヤルのなかでは定番といえるブルー系、ピンク系だけでなく、ライトグリーンやイエロー、オレンジなど定番外のカラーが台頭。デザインも高級感のあるものからポップなものまで、選択肢が豊富です。

おすすめは、女性らしさと瑞々しさが同居するシャーベットカラーのダイヤル。シルバー味があり、透明感の感じられるカラーを選ぶと、新鮮味のある腕元にアップデートしつつ、幼く見えるような心配もありません。

一方、大人の遊び心を発揮してカジュアルに着けるなら、あえてポップなデザインをチョイスするのもよいでしょう。

北欧デザインのような洗練された雰囲気を漂わせるノモス、意外なほどレディースモデルが充実しているブライトリング、メンズウォッチ界でこの数年話題を席巻しているモーリス・ラクロアなど、レディース腕時計の人気定番ブランド以外にも目を向けてみると面白い出会いがあるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか？

2025年のレディース腕時計トレンドを占う、2024年の人気ランキングと今後注目したいモデル、過去の注目モデルについてお伝えしました。

ランキング10位以内に入った時計以外にも、ベティーロードでは数多くのブランド腕時計を取り揃えています。これを機にぜひあなただけの1本を探してみてください。

■合わせて読みたい関連記事
30代の女性におすすめしたい【10～20万円台で手に入るレディース腕時計】

【新社会人向け】レディース腕時計の選び方&価格帯別おすすめブランドをご紹介！