バーキンを普段使いするなら何色がおすすめ？選び方や購入方法も解説

エルメスのバーキンは、上品なデザインと高品質な作りで常に高い人気を誇ります。シンプルなカラーからアクセントカラーまで、そのバリエーションは200色以上と多彩です。

「せっかくバーキンを買うのなら、普段使いできるカラーを購入してたくさん使いたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、バーキンを日常的に使いたい方に向けて普段使いにおすすめのカラーや選び方のポイント、購入方法を解説します。バーキンのカラー選びにお悩みの方は、ぜひご覧ください。

バーキンの普段使いにおすすめのカラーは？

バーキンを普段使いするなら、世代やシーンを問わず持てる、以下の定番色を選ぶのがおすすめです。

定番色は、ファーストバーキンと呼ばれる「一番はじめに持つバーキン」にもぴったりで、どんなスタイルにも馴染みます。それぞれの色の特徴を詳しくご紹介します。

ブラック

ブラックのバーキンは、ビジネスやプライベートでの普段使いはもちろん、特別なフォーマルシーンでも万能に使えるバッグです。「初めて持つバーキン」を意味するファーストバーキンとしても人気のカラーです。

使う場所や洋服を選ばずに持てることだけがメリットではありません。汚れや傷が目立ちにくいため、長期間美しい状態を保てる点も魅力です。

バーキンは上質なレザーでできているため、ブラックでも重くなりすぎずに高級感を演出できます。また、素材によって質感が変化するのも特徴です。

シンプルな洋服に添えればスタイリッシュな印象に、明るいカラーや柄物と組み合わせればコントラストのきいたメリハリのあるコーディネートになります。

エトゥープ

エトゥープは、グレーとベージュを混ぜた色にブラウンをほんのり足した色味です。シックで落ち着いたなかに、淡く優しい印象のある上品な色として人気があります。主張しすぎないやわらかめのエトゥープは、明るめの洋服にもモノトーンの洋服にも合わせやすく、使うシーンを選びません。

さらに、バッグの縁に施されている白色のステッチが、エトゥープの美しさをより一層引き立たせるアクセントとなっています。流行や時代にとらわれない優しい色味だからこそ、長く愛用できて素材の経年変化を楽しめるのもポイントです。

ゴールド

エルメスのゴールドは、いわゆる「キャメル」に近いブラウン系統の色味です。ゴールドの金具やアクセサリーとの相性が良く、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンに合わせられます。白色ステッチの縁取りがさりげないアクセントとなって、よりおしゃれで洗練された印象を与えます。

魅力は、なんといっても革本来の風合いを楽しめることです。年月とともに表面が柔らかくなり、使い込むほどに味わいを増していきます。

また、素材によってニュアンスが変化するのも魅力です。柔らかい印象であればトゴやトリヨンクレマンス、硬めでクラシカルな印象ならヴォー・エプソン、なめらかで上品な印象であればスイフトをおすすめします。

ピンク

バーキンには複数のピンクがありますが、おすすめなのはモーヴペールやローズサクラなどの淡いピンクです。

モーヴペールは、優しいピンクにパープルを混ぜた繊細なニュアンスが特徴的な色味です。軽やかさを与え、上品で優美な印象を演出してくれます。

ローズサクラはその名の通り、サクラやバラを連想させる優しいピンク色で作られています。2015年頃に登場して以来、フェミニンで女性らしさを演出できる色として人気です。

単体でみると「持っている服と合わせにくいのでは？」「普段使いは難しそう」と思われがちですが、意外にも日常のファッションとマッチします。例えば、デニムと合わせればカジュアルな雰囲気になり、モノトーンコーデに合わせれば華やかさと可愛らしさを同時にプラスできます。

グリメイヤー

グリメイヤーは、グレーカラーの仲間で淡い灰色が特徴的な色味です。2022年に登場した色味で、上品かつエレガントさを与えてくれるのが特徴です。清潔感があり、落ち着いた印象を与えてくれます。はっきりした灰色ではないため、ビジネスやフォーマルはもちろん、カジュアルシーンにも合わせられる優れものです。

知的なニュアンスを持つグリメイヤーは、特に秋冬ファッションと相性が良く、温かい季節でも重たくなりすぎずに使えます。

グリメイヤーに似た色に「エタン」がありますが、エタンよりもほんのり明るくクリアなグレーになっています。「マットすぎず、淡すぎない色が良い」と考えている方に最適です。

べトン

ベトンは、ホワイトとグレーを混ぜた淡く優しい色味です。オフホワイトほど白くなく、アイボリーよりも薄めの絶妙なニュアンスが心をくすぐります。ベトンとはフランス語で「コンクリート」のことで、少し黄みがかっている点が特徴です。

真っ白だと汚れやシミが目立ちますが、ベトンは中間色のため白よりも汚れが目立ちにくいというメリットがあります。さらに、ステッチと本体の色が同系色のため、より高貴で落ち着いたイメージです。

ツイリー やカレ(スカーフ)、チャームでアクセントを加えるとベトンの魅力がさらに引き立ちます。「はっきりした色や暗い色に抵抗があるけれど、明るすぎない方がよい」という方におすすめです。

バーキンは金具の色によって印象が変わる！

バーキンは本体の色味でイメージが異なりますが、実は金具の色でも大きく印象が変わります。今回は、下記の代表的な金具の色についてご紹介します。

それでは詳しくみていきましょう。

定番で使いやすいシルバー

バーキンの定番の金具といえば、シルバーです。光沢感があり、クールでシンプルな印象を与えてくれます。どんなバーキンの色にも自然と溶け込んでくれるため、日常的なファッションに取り入れやすい点が最大の魅力です。

シルバー金具とブラックやグリメイヤーなどの落ち着いた色が組み合わさったバーキンは、ビジネスや冠婚葬祭用のバッグとしても重宝します。

シルバー金具には、通常よりも光の反射が少なく、より落ち着いた印象のマットシルバーもあります。アクセントを加えたい場合は、スカーフやチャームでアレンジするのもおすすめです。

気品があるゴールド

ゴールド金具も、シルバーと同じくエルメスバッグの定番です。シルバーより光沢感があるため、より華やかさをプラスしたい方におすすめです。

選んだバーキンがブラックやグレー系だった場合は、ゴージャスなゴールド金具がアクセントになり、メリハリのある印象になります。一方、ピンクやブルーのような明るめの色や淡い色の場合は、金具の輝きが全体に上品さを与え、一層魅力的に映ります。

また、光沢感が少ないマットゴールドは、落ち着いた印象を与えてくれます。

柔らかい印象のピンクゴールド

ピンクゴールドは、比較的最近登場した、現代的な印象の金具です。ゴールドに赤みがかったピンクを混ぜた色味で、高級感だけでなく甘さと可愛らしさを演出してくれます。

ローズサクラやモーヴペールといったピンクカラーのバーキンとの組み合わせは、統一感がありつつも鮮やかで煌びやかな雰囲気になります。

暗めの色と合わせれば、控えめながらも優雅な輝きを放ち、全体の印象を柔らかな雰囲気に演出します。現在、直営店でも入荷が少なく、希少価値の高い金具です。

希少価値の高いブラック

ブラックは「SO BLACK」に使われている金具です。SO BLACKとは、2010年～2011年の秋冬に期間限定で発売されたシリーズで、今では入手困難なレアアイテムとされています。本体の色や金具、付属品まで全てがブラックで統一されており、漆黒のミステリアスな美しさが光るアイテムです。

また、表面にはPVDコーティングと呼ばれる加工が施されており、耐久性が高く長期間にわたってその美しさを保つことができます。ブラック金具は直営店でもなかなか入荷がなく、最も希少価値の高い金具といわれています。

バーキンを選ぶときのポイントとは？

バーキンは高価のため、慎重に選びたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、バーキンを選ぶときにみるべきポイントを3つご紹介します。ポイントは以下の通りです。

ポイントをおさえて、自分だけのバーキンを見つけましょう。

お手持ちの洋服とバーキンのカラーがマッチしているか

まずは、洋服とバーキンのカラーがマッチしているかが重要です。

例えば、ベーシックでシンプルな洋服を持っている方は、明るいカラーのバーキンを選ぶと差し色になります。柄物や色物、明るめな洋服が多い方は、シンプルなブラックやグレーのバーキンがおすすめです。

バッグと洋服でコントラストができると、全体のコーディネートのバランスがまとまり、各アイテムが際立つため、おしゃれな印象が際立ちます。

お手持ちの洋服を基準にして、使い回しやすい色を選びましょう。

どのようなシーンで主に使いたいか

どのようなシーンで使いたいのかも大切なポイントです。普段使いといっても、仕事用かプライベート用かで選ぶ色が異なります。

仕事用なら、フォーマルな印象のブラックやエトゥープ、グレーがおすすめです。フォーマルのなかに遊び心を加えたい場合は、シルバーではなく、ゴールドや別の金具を選ぶとまた印象が変わります。

プライベート用にはピンクやグリーン、オレンジなどのカラーバーキンを取り入れると、コーデに明るさをプラスしてくれます。

なお、ブラックやエトゥープは、臨機応変に対応できる万能なバーキンです。ビジネスもプライベートシーンにも使いたい場合は、ブラックやエトゥープがおすすめです。

バーキンに入れたい荷物の量はどれくらいか

バーキンの中に入れたい荷物も考慮して選びましょう。

以下の表は、バーキンのサイズと収容量をまとめたものです。

30センチは、日本人女性の体格に合う、ほどよい大きさで仕事・プライベート問わず使えます。ただし、A4ファイルは少し折れ曲がるため、仕事の書類などをきれいに入れたい方は35センチの方がおすすめです。

荷物が少ない方には、小ぶりの25センチをおすすめします。革の面積が多く、希少価値が高い40センチ以上は収納力が上がるため、プライベートのなかでも旅行やショッピング向きです。

バーキンはどこで買える？おすすめの購入方法について

バーキンの購入方法は、以下の通りです。

詳しくみていきましょう。

エルメスの直営店で購入する

まず、エルメスの直営店でバーキンを購入する方法があります。メリットは安心・安全、そしてメーカー希望小売価格で手に入ることです。

ただし、バーキンは希少価値が高いため、必ずしも欲しい色のバーキンがその店舗にあるとは限りません。また、入荷しても店頭に並ばないケースが多く、店舗スタッフと親密な関係を築きながら購入履歴を作り、入荷情報をいち早くつかめる体制を整えておく必要があります。

海外に行って購入する

もしフランスをはじめとした海外に行く機会があれば、エルメスのブティックをのぞいてみましょう。

エルメスのバッグの約80％はフランスで製造されており、現地で販売されているバーキンには輸送費コストがかかりません。また、フランスには日本人への関税がないため、日本よりも安く購入できる可能性があります。

しかし、海外で購入する場合には、商品価格に加えて渡航費や宿泊費がかかってしまうというデメリットがあります。

二次流通市場で購入する

中古のバーキンでも構わないならば、二次流通市場もチェックしてみましょう。

バーキンは二次流通市場でも人気でメーカー希望小売価格より値段が高い傾向にありますが、10年以上前に作られたバーキンであれば、値段が下がっている場合もあります。定期的にお店に足を運んでチェックするとよいでしょう。

当店ベティーロードでも中古や未使用品のバーキンをお取り扱いしておりますので、ぜひご覧ください。

並行輸入店で購入する

並行輸入店で購入するのもおすすめです。

並行輸入店とは、海外から直接商品を日本国内へ輸入し、販売する店舗を指します。バーキンは需要があるためメーカー希望小売価格より値段が高い傾向にありますが、いち早くバーキンが欲しい方にはおすすめの方法です。

エルメスの直営店では購入実績を積むための時間と費用が必要ですが、並行輸入店では実績に関係なく、すぐにバーキンを手に入れられます。

当店ベティーロードは創業30年以上を誇る全国有数の老舗並行輸入店で、腕時計分野で長年かけて信頼できる仕入れルートを築いてきました。そのため、安心・安全にショッピングをお楽しみいただけます。

今回ご紹介した普段使いにおすすめのカラーのバーキンは、当店の公式オンラインストアでも取り扱っております。

まとめ

バーキンを普段使いするなら、使い回しがしやすい定番色がおすすめです。用途やサイズ、お手持ちの洋服との相性の3つを考慮しながら選びましょう。また、直営店よりも早く希望のバーキンが手に入る並行輸入店もおすすめです。

当店ベティーロードでは普段使いできる色のバーキンを数多く取り扱っており、今なら分割払いの金利手数料0％でお買い物ができる「 無金利キャンペーン 」を開催中です。

創業30年以上の歴史と信頼のある当店ベティーロードで、誰もが憧れるバーキンを手に入れてみてはいかがでしょうか。