シャネルのバッグは、多彩なコレクションと洗練されたデザインで、多くの人々を魅了し続けています。一方で種類が豊富なため、「どれを選べばいいのかわからない」と迷う方も多いでしょう。
そこでこちらの記事では、シャネルのバッグを定番・注目・希少性で分類し、それぞれ詳しく解説します。使用シーンやライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのシャネルバッグを選ぶための参考になさってください。
シャネルバッグは、デザインやサイズ、素材によって異なる表情を見せ、それぞれに個性があります。豊富な選択肢もまた、シャネルバッグならではの魅力です。
種類ごとの特徴を理解することは、単なる知識以上の意味を持ちます。自分のライフスタイルや好みに合ったバッグを見つけやすくなるだけでなく、ファッション全体の印象やコーディネートの幅も広がります。
数あるブランドバッグのなかでも、シャネルバッグにはココ・シャネルの哲学が息づいています。それぞれのモデルの根底に流れるシャネルの精神や伝統を知ることで、バッグへの愛着は一層深まるでしょう。
また、シャネルのバッグは単なる装飾品ではなく、持ち主に品格やステータスを与えてくれるアイテムでもあります。それぞれのバッグの真髄を理解した上で手にすることで、より自分らしい魅力を引き出してくれる存在となります。
シャネルバッグを語る上で欠かせないのが、ブランドを象徴する定番コレクションです。いずれも時代を超えて愛され続けるモデルで、持つ人に品格と洗練を与えてくれます。
ただし、ここで注意したいのは「マトラッセ」という呼び方です。これはダイヤ型のキルティング加工を指す言葉であり、特定のコレクション名ではありません。つまり「マトラッセ仕様」のバッグは、さまざまなコレクションで見られるのです。
ここでは、誰もが一度は憧れる定番の3つのコレクションを紹介します。
クラシック ハンドバッグ 11.12は、ダブルフラップ構造やココマークのターンロック、チェーンストラップなど、シャネルを象徴するディテールを凝縮した代表的なモデルです。
サイズや素材のバリエーションが豊富で、日常使いからフォーマルまで幅広いシーンにマッチ。とりわけブラックは不動の人気を誇り、流行に左右されない普遍的な美しさを放ちます。
二次流通市場でも常に需要が高く、資産価値の面でも優れた存在です。まさに「一生もの」として手に入れるにふさわしいバッグといえるでしょう。
1955年2月に誕生したことから名づけられた「2.55」は、シャネルの歴史を語る上で欠かせないコレクションです。創業者ココ・シャネル自身がデザインしたモデルで、女性が両手を自由に使えるようにとチェーンストラップを採用した革新的なバッグでした。
特徴的なのは「マドモアゼルクラスプ」と呼ばれる長方形の回転式の留め具。クラシック ハンドバッグに使われるココマークのターンロックとは異なる趣を演出します。
ヴィンテージ感の漂うデザインは、クラシカルな装いを好む方におすすめ。長い歴史の重みを感じさせながら、今もなお新鮮さを失わないタイムレスな魅力を放っています。
2016年ごろに登場した「ココハンドル」。トップハンドルを備えたエレガントなデザインは、クラシックな気品と現代的な実用性を兼ね備えています。
取り外し可能なショルダーストラップが付属し、シーンに応じてハンドバッグ・ショルダーバッグ・クロスボディーバッグとして使えるのも人気の理由。さらにサイズ展開も豊富で、コーディネートのアクセントになるマイクロサイズから収納力のあるラージサイズまで幅広くそろいます。
フォーマルにもカジュアルにも合わせやすく、幅広いシーンで活躍するデザインです。
定番コレクションが「永遠のアイコン」なら、ここで紹介するシャネルバッグは「新しい魅力を纏う存在」です。シャネルは伝統を守りつつも、常に革新的なデザインを発表し、ファッションシーンに新しい風を吹き込み続けています。
とくにここで取り上げる4つのコレクションは、時代の感性を反映しながらも、しっかりとブランドのアイデンティティーを宿しています。
ベーシックなコレクションとは一味違う表情を見せてくれるため、周囲と差をつけたい方や個性を大切にしたい方におすすめです。
「CHANEL 25」は、ブランド創設から100周年を記念して発表された新しいラインで、歴史と未来をつなぐ存在として注目を集めています。
シャネルを象徴するキルティングデザインをベースにしながら、チェーンの使い方によって表情を変えられるモダンな仕様が魅力。持ち方次第でフォーマルにもカジュアルにも映えるため、幅広いシーンに対応できます。
さらに、これまでの定番コレクションにはなかったフレッシュな存在感が、ファッション感度の高い人々を惹きつけています。クラシックさを大切にしつつも新しさを取り入れたい方にとって、理想的な選択肢といえるでしょう。
2022年に登場した「CHANEL 22」は、現代人のライフスタイルを意識した新しいデザインのコレクションです。柔らかなレザーを用い、軽やかで使いやすい仕様に仕上げられており、日常使いにも適しています。
収納力に優れているため、オンオフ問わずシームレスに活躍。さらに、シンプルなデザインながらブランドロゴの存在感が際立ち、洗練された印象を与えます。
シャネルが提案する「実用性とファッション性の両立」を体現したバッグとして、多くのファンに支持されています。
2019年に発表された「CHANEL 19」は、カール・ラガーフェルドが最後に手がけたコレクションです。
特徴的なのは、大きめのダイヤ型キルティングとやわらかな素材感。アンティークゴールド・シルバー・ルテニウムの3色が組み合わされたチェーンも独特で、一目で「CHANEL 19」とわかる存在感を放ちます。
カジュアルな装いにも合わせやすく、ラグジュアリーながら親しみやすい雰囲気が魅力。伝統と革新をつなぐ象徴的なモデルとして、今後も高い人気が続くと期待されています。
「BOY CHANEL(ボーイシャネル)」は、ココ・シャネルの恋人であり、彼女の人生と創作活動に大きな影響を与えたボーイ・カペルにインスピレーションを得たコレクションです。
従来のクラシカルなマトラッセとは異なり、直線的で力強いラインや厚みのあるフラップが印象的で、ボーイッシュかつモードな雰囲気を演出します。
さらに、太めのチェーンやヴィンテージ加工が施されたプッシュ式の金具が武骨さを加え、ジェンダーレスに楽しめるバッグとして世界中で注目を集めています。
カジュアルからドレスアップまで幅広いスタイルに対応し、個性を際立たせたい方に最適な1品です。
シャネルバッグの一部コレクションは、生産終了や生産数の少なさにより、市場での流通が非常に限られています。
定番コレクションにはない独自のデザインや遊び心が詰まっており、コレクター心をくすぐる存在です。希少価値の高さから、ファッションアイテムであると同時に投資対象としての注目度も年々高まっています。
これらのバッグは市場での流通が限られており、出会える機会が非常に少ない希少コレクションです。ここからは、代表的なモデルについて詳しくご紹介します。
アイコン チャーム ショルダー バッグ レッド 赤
シャネルの「アイコン」は、その名の通りブランドを象徴する存在感を放つコレクションです。バッグの表面に、シャネルを彷彿とさせるさまざまなモチーフが型押しされており、どんなコーディネートにも調和します。
現在では入手困難なことからコレクションとしての価値も高まっています。
創業者ココ・シャネルが愛した花「カメリア(椿)」をモチーフにしたコレクションです。
バッグの表面に大きく立体的なカメリアを配置したものや、型押しが施されたものなど、デザインはさまざま。華やかな雰囲気を演出するため、特別な日の装いにもぴったりです。
カンボンライン チェーンウォレット カーフスキン 長財布 ブラック×ピンク
「カンボン」は、シャネル本店があるカンボン通りにちなんで名づけられたコレクションです。
バッグのフロントに大きく配されたココマークが特徴で、カジュアルさとラグジュアリーさを両立したデザインが魅力です。普段使いしやすい実用性も備えており、幅広い世代から人気を集めましたが、現在は流通数が少なく希少品となっています。
チョコバーワイルドステッチ ヴィンテージ ブラック 黒
その名の通り板チョコを思わせる四角いキルティングが特徴的な「チョコバー」。クラシカルなマトラッセとは異なる遊び心あるデザインで、一目で違いを感じさせます。
シャネルの気品を感じさせながら、普段使いもしやすいコレクションです。
ドーヴィル 2WAYトートバッグ デニムブルー
フランスリゾート地の名を冠した「ドーヴィル」は、軽快でカジュアルなデザインが魅力のトートバッグのコレクションです。
コットンキャンバスやデニム素材を用いたモデルもあり、気兼ねなく普段使いできる点が特徴です。大容量で実用性が高く、セレブやモデルが愛用したことでも話題になりました。
マドモアゼルトートバッグ エナメルレザー ココシャネル
「マドモアゼル」は、縦のラインが特徴的なコレクションです。「マドモアゼル」はフランス語で「若い女性」を指す言葉ですが、直線が意識されたシックでモードな雰囲気が魅力的なデザインとなっています。
ワイルドステッチ ハンドバッグ ブラック 黒
ワイルドステッチは、その名の通り太めのステッチワークを大胆に施したコレクションです。
クラシックなシャネルのバッグとは一線を画す、カジュアルで力強い印象を持つデザインが特徴。ステッチがバッグ全体を縁取ることで立体感が増し、ラグジュアリーでありながらデイリーユースにもマッチする万能さを兼ね備えています。
シャネルのバッグは素材や形状、さらに状態によっても印象が大きく変わります。自分のライフスタイルや好みに合ったバッグを選ぶことで、長く愛用できるパートナーとなるでしょう。
ここでは、選び方のポイントをご紹介いたします。
シャネルのバッグには、キャビアスキン(グレインドカーフスキン)やラムスキンをはじめとしたさまざまな素材が用いられています。
キャビアスキンは細かな凹凸のある型押しレザーで、傷や汚れに強く日常使いに適した定番素材。一方、ラムスキンはなめらかで柔らかく、ラグジュアリーな雰囲気を楽しめますが、デリケートなため取り扱いには注意が必要です。
また、キャンバスやナイロンなど布素材のバッグを多く展開していることもシャネルの特徴です。素材ごとに雰囲気や耐久性が異なるため、普段の使用シーンやライフスタイルに合わせて選びましょう。
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シャネルのバッグというと、マトラッセチェーンショルダーを思い浮かべがちですが、近年ではトートバッグやバックパックも展開され、人気を集めています。
フォーマルな場にはコンパクトなチェーンバッグ、旅行や普段使いには収納力のあるトートバッグやバックパックといったように、使用シーンに合わせて選ぶことで、実用性とファッション性を兼ね備えた活躍が可能になります。
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シャネルの正規ブティックは安心して購入できる一方、選択肢が少ないというデメリットがあります。そこで購入先として挙がるのが「二次流通市場」です。
二次流通市場で中古品を探す際には、コンディションの確認が欠かせません。見た目の美しさはもちろん、角の擦れや金具の状態、内部の汚れなど、細部までしっかりとチェックする必要があります。
特に、子や孫へ譲ることを考えている場合や将来的な資産価値を重視している場合には、できるだけ良好な状態のものを選ぶことが大切です。
当店ベティーロードでは中野の店舗で実際に手に取っていただけるほか、LINEでのお問い合わせにも対応しております。遠方のお客さまにも商品の状態を詳しくお伝えできます。
シャネルバッグは多彩な種類が展開されており、それぞれに異なる魅力があります。
定番コレクションは長く愛用でき、注目コレクションは周りと差をつける存在感があります。希少コレクションは出会えたときの喜びも格別です。
素材やサイズ、使用シーン、コンディションを踏まえて選べば、自分にぴったりの1点を見つけられます。当店ベティーロードでは豊富な種類を比較しながらお選びいただけます。詳しくはシャネルバッグ一覧ページをご覧ください。
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