セイコーの中の高級ブランドといえばグランドセイコー。
落ち着いた大人の男性の腕時計というイメージが強いかもしれませんが、2017年にグランドセイコーを1つのブランドとしてセイコーブランドから独立させてからはレディースの広告に女優の天海祐希さんを起用するなど、レディースラインにも力を入れています。
一見シンプルで実用性に重点を置いた時計という雰囲気ですが、レディースモデルは文字盤のインデックスにダイヤを施していたり、光の加減で違った煌めきを放つ神秘的な白蝶貝を文字盤に使用したりと、女性の心を掴む仕掛けがあちこちにちりばめられています。
また、職人が作り出す細かな部分までこだわりを感じるフォルムや質感、腕によく馴染む着け心地はまさに上質な腕時計の証です。
今回はそんなグランドセイコーのおすすめレディース腕時計をご紹介します。
グランドセイコーは1960年に「世界最高級の腕時計を作り出す」という決意から、セイコーの最上位ラインとして誕生しました。
当初から高精度な腕時計を作ることに注力し、1964年にはカレンダー機能や水深50mまでの防水性能を搭載したGSセルフデーターを発表。1967年には早くも世界的に権威のあるスイス天文台コンクールにおいて、数あるスイスの名門ブランドを差し置いてセイコーが上位を独占するまでに至りました(スイス天文台コンクールとは、スイスの時計業界の技術向上を目的とした時計の精度を競うコンクールです)。
セイコーがコンクールの上位を独占した後、コンクール自体が開催中止となってしまったほどに日本のセイコーが時計の本場スイスに与えた衝撃は大きなものでした(※コンクールの開催中止の理由については諸説ありますが、セイコーの躍進がその理由に繋がったというのは有力な話だといわれています)。
その後も独自の超高精度ムーブメントを開発するなど機能面を追求し続けながら、「見やすさ」「使いやすさ」を重視したデザインで名品を生み続けてきました。
そして2017年にスイスを始めとする世界の高級腕時計に対抗するため、更なる高みを求めてセイコーから離れて独立したブランドとなったのです。
セイコーは、パーツの設計・開発から組み立て、更にはパーツに使う素材までコントロールしている真のマニュファクチュールという事でもよく知られています。
マニュファクチュール(自社一貫生産)といわれる時計メーカーはいくつも存在しますが、セイコーのように時計作りの全ての工程を自社で行える完全マニュファクチュールといわれるメーカーは世界でも数少ないのが現状です。その類まれな技術力から、独自のスプリングドライブを始めとするいくつもの高精度ムーブメント(時計を動かす機構)を生み出しました。
また、全行程を通して熟練した職人が手作業で仕上げている部分が多く、その職人のこだわりと卓越した技術は外装部分にも反映されています。
ここからは、その技術を感じられるムーブメントと職人のこだわりが込められた外観について詳しくご紹介していきます。
グランドセイコーのレディース腕時計に使用されているムーブメントはクオーツ式、機械式の2種類となっています。ここではそれぞれの仕組みや特徴についてご紹介いたします。
■クオーツ式 |
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電池を使う機構で、クオーツ(水晶)に電気を加えて振動させ、その振動で時計の進みをコントロールする仕組みです。一般の時計の精度は月差±20秒ほど(ひと月に±20秒ほど、時計がずれる)といわれていますが、グランドセイコーのクオーツは月差ではなく年差が±10秒ほどと、圧倒的な精度を誇ります。 |
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■機械式 |
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ぜんまいを用いた機構で、ぜんまいを巻いて、そのぜんまいが元に戻ろうとする力(=動き)によって時計を動かす仕組みです。 |
クオーツ式、機械式、どちらを選択してもグランドセイコーは一般的な腕時計と比べてはるかに精度が高い、質の良い腕時計だということがわかりますね。
グランドセイコーがレディースラインで打ち出している「自由に生きてる。だけど、時間には正確。」というフレーズに込められた強い思いが感じられます。まさに、仕事にプライベートにと忙しくアクティブな日々を送る現代の女性にぴったりの腕時計です。
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グランドセイコーの腕時計は「視認性」「使いやすさ」「実用性」を重視しているため、基本的には派手な装飾などはありません。また、長年に渡って基本を変えず普遍的なデザインを守り続けている事でも知られています。
そんなグランドセイコーの腕時計ですが、派手な装飾はないものの外装には細部まで職人のこだわりが詰まった、飽きのこない本当の上質を感じられるポイントがあり、そこには日本らしい魅力が詰まっています。
特に重視しているのが「光と影」の織り成す上品な美しさの表現。屏風や障子のように直線的な立体が生む美しい光と影のコントラストを古くから愛してきた日本の美意識を、細かい部分にまで取り込み、表現しています。
光を受けて煌めく多面カットされた針やインデックス、逆斜面形状のケースなど立体感のある造形から生まれる高級感漂う陰影など。また、表面の絶妙なつや消しによりギラギラすることのない落ち着いた輝きを放っています。
更に近年発表されているレディースモデルには、文字盤の色にもこだわっていたりケースにダイヤモンドをあしらったりと、ドレスウォッチのような豪華さを感じるものもあります。
ここからはグランドセイコーのおすすめレディース腕時計をご紹介します。メンズとペアで作られているモデルもありますので、お揃いでつけるのも良いですね。
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ペアウォッチのおすすめブランドを価格帯別にご紹介!
こちらはピンクの白蝶貝(マザーオブパール)を使用した1番人気のモデル。主張しない薄めのピンク色の文字盤に22個のダイヤを使ったインデックスが施され、さりげなく女性らしさを演出してくれます。
こちらもエレガンスコレクション。革ベルトのドレスウォッチです。メンズのRef.SBGX331とペアになっています。
白蝶貝を使用した文字盤に25個のダイヤモンドを使ったインデックスの豪華なモデル。エレガントな輝きで、手元を彩ってくれます。こちらはメンズのRef.SBGV215とペアになっています。
9Sメカニカルを搭載した機械式腕時計。シャンパンゴールドのギョーシェ彫り文字盤にマゼンタの革ベルトが、華やかに女性の魅力を引き立てます。
ケースとブレスレットの素材にステンレススチールよりも軽いブライトチタンを採用。ブライトチタンはステンレスより金属アレルギーを起こしにくいのが特徴です。18Kピンクゴールドのベゼルと放射模様の白蝶貝のダイヤルが、しとやかで清淑な面持ちに華やぎを添えています。
ロレックスなどの他の高級腕時計と比較するとスペックの割には低価格のグランドセイコーですが、それでもやはり簡単に手を出せる価格帯ではなく、購入をためらう方も多いと思います。
そんな方にお勧めしたいのが中古品という選択肢です。例えば下記のモデルを例にとってみると、その差は歴然!
腕時計専門店である当店ベティーロードでは、専門店としてのこだわりを持って中古品のメンテナンスに力を入れておりますので、そのクオリティーは自信を持っておすすめできます!どうしても欲しいけど予算が・・・という場合にはぜひご検討ください。
※表示価格は2019年12月6日時点の当店ベティーロードの在庫価格です。
クオーツ Ref.STGF074
当店中古価格 208,000円(税込)
メーカー希望小売価格 350,000円(税抜)
クオーツ Ref.STGF091
当店中古価格 338,000円(税込)
メーカー希望小売価格 590,000円(税抜)
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いかがでしたか。
日本が世界に誇るグランドセイコー。精度の高さへの強い思いと職人のこだわりを感じられる腕時計は、一生使える上質なものを求める方におすすめです。
レディースモデルならではのダイヤインデックスは、細部まで手がかけられた外装に静かに輝きを添えてワンランク上の大人な女性の雰囲気を醸し出してくれます。
メイドインジャパンの確かな品質をぜひ、肌で感じてみてください。
ベティーロード(BETTYROAD)
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業界最大手!全国屈指の品揃えを誇る、レディースに特化したブランド腕時計・ジュエリー・バッグの専門店ベティーロード。創業30年以上の実績と信頼を誇る、並行輸入店の草分け的存在です。東京・中野ブロードウェイ3Fに店舗があり、ブランドジュエリー&バッグ店舗、姉妹店であるメンズ腕時計専門店ジャックロードも併設されているため、ご家族やご友人同士でご来店いただいてもみなさまにお楽しみいただけるラグジュアリー空間となっております。
半個室の商談スペースもあり、小さなお子さま連れのお客さまもゆったりとご覧いただけます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
店内の在庫は常に変動しております。来店にて見たいモデルが決まっている場合、事前に店舗へ在庫を確認の上お越しいただくことをおすすめしております。