ロレックス エクスプローラー～スタッフ森田の愛用時計～[スタッフ愛用時計Vol.35]

今回は、メンズ腕時計の定番ともいえるロレックス エクスプローラーを愛用している、ジャックロードのスタッフ・森田にインタビュー。

アパレル業界で長くキャリアを積み、現在はバッグの仕入れを担当するバイヤーとして活躍する彼女。ファッションと向き合い続けてきた経験から、時計選びにおいても流行に左右されるのではなく、自分のスタイルにしっくりくるものを選ぶことを大切にしているといいます。

時計とファッションのバランス、そして実際に使ってみて感じたことなど、彼女ならではの視点からエクスプローラーの魅力を聞きました。

ぜひ最後までお楽しみください。

―― さっそくですが、ロレックスのエクスプローラーをご自身の時計に選んだ理由や、そのきっかけを教えていただけますか？

森田　これまでアパレル業界一筋だった私は、前職で英国デザイナーズブランドのメンズ店舗で働いていました。そこからメンズファッションを自分なりにアレンジして着るようになり、自分らしさや似合うスタイルを見つける感覚をつかんだ気がします。その経験が、今の時計選びにも影響を与えているんです。
 

森田　小ぶりな時計も女性らしくて素敵だと思うんですが、私の場合はメンズの時計の方が垢抜けて見えるし、自分らしさをより表現できると感じました。最近は女性がメンズものを身に着けるのも、逆に男性がレディースものを選ぶのも、特に珍しくなくなりましたよね。

私が選んだ時計は、ロレックスのなかでもポピュラーでベーシックなエクスプローラー。年齢を重ねてもずっと使い続けられるシンプルさと実用性に惹かれました。

森田　ロレックスといえば、女性にはデイトジャストが人気ですが、私にとっては少しキラキラしすぎて、ジュエリーのようなイメージがありました。女性らしい華やかさが強く出る分、私のカジュアルな私服には馴染まない気がしていて。

だからこそ、もっとアクセントになりつつも自分のスタイルにしっくりくるものを探して、エクスプローラーにたどり着いたんです。

森田　自分がアパレル出身だからかもしれませんが、ファッションは全体のトータルバランスを常に意識しています。たとえば、すごくシンプルな洋服のなかにヒョウ柄のスニーカーを1つ取り入れるような感覚で、腕元に目を惹く何かが1つあれば、それだけで全体がグッと引き締まって見えるんじゃないかと思うんです。

それに、自分自身「かっこよくありたい」という気持ちが強くて。その思いとスタイルがぴったり一致したのが、ロレックスのエクスプローラーだったのかなと思います。シンプルだけど存在感があって、私らしいスタイルを完成させてくれる時計です。

―― 実際愛用してみてわかったことや、お気に入りのポイントは？

森田　エクスプローラーを使い始めてまず感じたのは、日付がないことの楽さです。日付表示のある機械式時計の多くには「日付変更禁止時間帯※」というルールがあるんですが、正直それが少し苦手でした。

その点、エクスプローラーは日付表示がないので、そういった細かい気遣いが必要なく、ラフに使えるのが気に入っています。ほぼ毎日着けているので、月末に日付を直す必要がないのも快適ですね。

※日付変更禁止時間帯とは、機械式時計において日付が自動で切り替わる仕組みが動作する時間帯(一般的に夜8時から深夜4時頃)を指します。この時間帯に手動で日付を調整すると、内部機構に負担がかかり、故障の原因になることがあります。

森田　あと、デザインの潔さにも惚れ惚れしています。過剰に目を引くわけではなく、控えめでありながら洗練されている。その究極にシンプルなデザインが何ともいえず魅力的です。

お店でこの時計を着けていると、特に男性のお客さまから褒めていただけることが多いんですよ。それが実は一番うれしいポイントかもしれません。

女性から褒めてもらえるのももちろんうれしいですが、男性目線でも「かっこいい」と感じてもらえる女性像って、なかなか簡単には作れないと思うんです。あ、もちろん褒められているのは時計自体だとは思いますが(笑)。

でも、男女問わず「かっこいい」と言ってもらえると、背筋が伸びるような気持ちになりますね。

森田　ただ最近、ジュエリーとのコーディネートを考えると、(イエローゴールドとの)コンビモデルでもよかったかなと思うことがあります。

もともとシルバー系のジュエリーが好きで、ゴールドが入る想定をしていなかったんです。でも最近は結婚指輪と婚約指輪をずっと肌身離さずつけているので、ゴールドが混ざるデザインも選択肢に入れておけばよかったかも、と。

でも、やっぱり使いやすくて普段からガシガシ使っていますよ！エクスプローラーが「これといえば私、私といえばこれ！」といわれるような存在になればいいなと思っています。それくらい、自分にとって特別な1本です。

―― それでは、そんな森田さんがいつかほしい憧れの時計があれば教えてください。

森田　もし予算を全く気にしなくてよくて「1本だけ欲しい時計を選んで」といわれたら、A.ランゲ＆ゾーネのランゲ1を選びます。

実は、入社時の研修で「好きな時計を1本選んで持ってきて」と言われたとき、迷わず選んだのがランゲ1でした。あのダイヤルの絶妙なバランス感が本当に好きで、時計としての美しさと個性を兼ね備えたデザインに惹かれました。

レディースサイズのリトルランゲも素敵ですが、私はあえて大きめのメンズサイズを着けこなしたいかも。「え、女性でそれ着けるの？」と思われるような意外性のあるスタイルに惹かれるんですよね。いつか手に入れたい夢の1本です。

―― ありがとうございました！

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