こちらは1980年代のトーチュ、18Kイエローゴールド製のエレガントな手巻きモデルです。 カルティエからトーチュが発表されたのは1912年と、非常に古い由緒のある時計といえます。アンティークから現行品までほぼ変わらぬデザインを踏襲している大変珍しいコレクションです。 トーチュとはフランス語で亀を意味し、その名の通り亀の甲羅にインスピレーションを得て製作されました。かつて西洋社会の根底にあったオリエンタルへの憧れを乗せて誕生したトーチュの優雅なデザインは、 時計といえば丸型という当時の常識を払拭し、カルティエの創造力を世界に知らしめたといわれています。 現在でもトーチュは手巻きのムーブメントを搭載することが伝統となっており、生産数の少ない希少モデルです。 ブルースチール製の先端が丸いブレゲ針を使用しているのも特徴的です。 1980年代に製造されたFrederic Piguet（フレデリック・ピゲ）製の薄型キャリバー21を搭載したモデルで こちらの時計はリシュモンジャパンにてコンプリートを済ませております。 2023年10月付けの修理明細が付属しております。 カルティエ純正バックルは金メッキになります。