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カルティエ ベニュワール カルティエ ベニュワール

BAIGNOIRE

ベニュワール

ジュエリーのカボションを思わせるオーバル型ケースが印象的なベニュワール。まろやかな曲線を描いて腕を優しく包み込むように湾曲するそのフォルムには、女性らしいふくよかさや包容力が凝縮され、時計界のモナリザともいうべき神秘的な美を秘めています。一生ものの時計として女性の羨望を集め、多くのセレブからも支持されているベニュワールは、無垢ゴールドやプラチナという最上級の素材のみが使用を許されたワンランク上のプレステージラインです。

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  • バスタブの名を持つオーバルウォッチ

    直線的なアールデコのデザインを得意とするカルティエにあっては珍しい、オーバルシェイプのケースやブレスレットの曲線美が際立つエレガントなベニュワール。プロトタイプは1912年まで歴史を遡るという名品です。時計といえば正円形のケースが当たり前だった当時、円が引き伸ばされた斬新なフォルムから“バスタブ”を意味する名が与えられました。フランス映画界きっての大女優カトリーヌ・ドヌーヴは、その若き日にベニュワールを愛用していたことで知られています。

  • フォーマルに相応しいエレガントなデザイン

    ベニュワールはステンレスモデルを一切ラインアップせず、カルティエの中でもハイエンドなコレクションに位置づけられています。素材に使用されるのはピンクゴールドやホワイトゴールドなどの金無垢と、選び抜かれたダイヤモンドのみという贅沢さ。通常のSMサイズや人気のミニベニュワールは控えめでフォーマルな場にも相応しく、日本の伝統的な着物とも相性の良いデザインです。ブレスレットのほか、上品な光沢のトワルストラップもコレクションの持つ雰囲気によく似合います。

  • 入手困難なユニークピースも

    クラシックスタイルを復刻し、淑女にふさわしい気品を湛えるベニュワール。ですが歴史と伝統、そしてその永遠性の一方で、常に大胆な挑戦を忘れないのがカルティエです。ベニュワールにもオーバルケースがさらに長く引き伸ばされたベニュワールアロンジェや、自動車事故によってケースが歪んでしまった腕時計をモチーフにしたクラッシュウォッチなどのユニークピースが存在します。これらは非常に入手困難で、中古市場でも見かける機会は滅多にありません。